猫といねむり。

: 猫と暮らす毎日の備忘録 :

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猫の皮下輸液療法@自宅


ソルラクト
--できる限り無菌状態で安全に行うために--
*ソルラクト500mlのパッケージが変わりました[image][添付文書


●はじめに

私自身は6~7年前から猫さんに自宅での皮下輸液療法を行っています(皮下点滴、皮下補液も皮下輸液と同じ内容の療法です)。複数の動物病院で処方していただいていますので各獣医さんからご教示いただいたことを念頭におき特に大切だと思われることを写真を利用して図解を添えてまとめてみました。(c.f. 皮下注射を用いた維持輸液@人間の場合 < レジデント初期研修用資料

獣医さんがご用意されている「飼い主自身で行う皮下輸液の方法(輸液セット-タコ管付き)」を印刷して手元においておき繰り返し読むと便利&安心です。自宅での輸液療法ってなに?という方は「犬や猫の輸液療法について」@PEPPYにも目を通しておくと分かりやすいです。

猫さんの痩躯が激しく皮下脂肪が少ないときのtipsは、清水邦一・清水宏子@清水動物病院「皮下輸液を快適に(Ⅲ)」NJK2008年9月号PDF]に図解入りで書かれています。←…リンク切れ。NJK バックナンバー2008年9月号 up!

処方された獣医さんのご説明に分かりにくいところがあったり不安に思ったりすることがあればできればその場で、後から疑問に思った場合は次回受診の際や診察時間内に獣医さんに直接おたずねになって輸液療法に対するご自身の理解を深めることが必要です。獣医さんに輸液のお手本を何度か見せて戴いたり、ご自身の手順を見て戴いたりすることも大切なことです。

どうしても自宅では難しいと思われる場合にはご無理をせずに獣医さんでの輸液にお任せするという決断も重要です。その場合でも輸液療法を獣医さんでしていただいた後に「□ その後の猫さんの状態もしっかり観察します」の箇所(このページの一番下部分です)は該当しますのでお時間許せばご参照くださいませ。

→★参照:輸液パックの薬価や処方料についてはくすりの値段携帯] をどうぞ。 up!




★★ 重要事項 ★★

猫さんの体内に異物を入れるのが輸液療法です。
滅菌済みの医療器具を使ってできる限り無菌的に行う必要があります。

輸液後に猫さんが輸液溜まり付近に痛みを感じさせる行動をした場合には、輸液療法を通じて細菌に感染した可能性が高いと考えられます。

自身の作業手順を見直すとともに輸液療法を処方してくださった獣医さんに相談をする必要があります。とくに細菌への抵抗力が低下した老猫さんや、高用量のステロイド剤を利用しているために免疫力の低下した猫さん、FIVなどのウィルス疾患により免疫が不全状態にある猫さんの場合には、できるだけすみやかにかかりつけの獣医さんにご連絡することが必要です。

輸液量が多いか少ないかは処方された獣医さんの想定した時間内に輸液を猫さんの身体が吸収できているかどうかを目安にします。輸液後にどの程度の時間で吸収されたかを記録しておき、身体に浮腫み(むくみ)ができていないかを猫さんの身体を触って調べます。通常よりも吸収時間が遅い場合や浮腫み(むくみ)ができている場合は猫さんの体調に変化がある兆しですのでできるだけすみやかにかかりつけの獣医さんにご連絡することが必要です。




●猫さんの皮下輸液療法

1.輸液パックに輸液ラインをつなぎ、その先の針を翼状針をつけかえてから猫さんの体内に輸液を点滴する方法(=皮下点滴)と、

2.輸液パックにシリンジの先につけた針を刺して輸液を吸い取ることによって移し替えて、シリンジの針を翼状針につけかえてから猫さんの体内に輸液を注射する方法(=皮下注射)などがあります。

1は輸液パックから輸液の滴(しずく)を垂らす方法でゆっくりと皮下に輸液を入れていきます。2は一定の輸液量を予めシリンジに入れておきシリンジに刺した針を猫さんの体内にいれてシリンジのポンプを押すことにより急速に皮下に輸液を入れていきます。

いずれの方法も皮下に輸液を入れるという点で共通しています。

両者の違いは、輸液を入れる際にかかる時間1の皮下点滴は時間がかかり、2の皮下注射は猫さんの拘束時間が短い)や費用2のシリンジは使い捨てなので1度に1~2本使うと費用が高額になる)、輸液量の体得2のシリンジを使うと正確な数値が分かり輸液溜まりを触ることにより患者自身が輸液量を体得しやすい)にあります。皮下輸液の吸収の違いは12かという方法の違いよりも、後述するように猫さんの体調によるところが大きいです。

今回はまず1の皮下点滴の方法について注意事項などをまとめていきます。


●獣医さんから処方された道具を用意します

輸液セット

※輸液パックは250ml、500ml、1000mlなどがあります(画像はソルラクトです。500mlのパッケージは2007年9月より変わりました[image][添付文書][医薬品情報])。細菌感染を防止する観点から多くてもおおむね5回以内で1パックを使い切るくらいの分量を選択することが望ましいです。

輸液ラインは輸液パックと翼状針をつなぐのに使います。ラインを使うことによりできるだけ高い位置に輸液パックをぶらさげて滴(しずく)の落ちる速度を早くして点滴時間を短縮することもできます。いったん輸液パックと接続したら輸液ラインを絶対に外しません。輸液パックが空になったら別々にして廃棄します。別の輸液パックに輸液ラインを使い回すことは細菌感染防止の観点から絶対にしません

↓ 現行の輸液ライン ↓  up!
新しい輸液ライン


翼状針は細菌感染防止のため使い捨てにします。一度猫さんの体内に刺したものは2度と使いません。猫さんの体内から翼状針を抜いたらすみやかに翼状針の付属部分であるラインを結び細菌が入り込まないようにして保管に備えます。




●輸液パックを猫肌に暖めます

猫肌あたため

※写真は新品の輸液パックを利用したものです。同じ輸液パックを2回以上使うときは保管した状態(=ジップロックなどに輸液パック+輸液ライン+翼状針のセットを入れたままの状態)で保温します。

※季節や輸液のなかみによっては猫肌に暖める必要があるかどうかをかかりつけの獣医さんに確認したうえでなさるほうが安心です。

※猫肌に暖めるのは輸液という異物を身体のなかにいれる瞬間に違和感をできるだけ感じさせないためです。数時間以上をかけて血管のなかに輸液を徐々に入れ身体になじませていく静脈点滴と異なり、皮下輸液は輸液を数十分以下の短い時間で体内に入れることですから「身体の冷え」にもつながる可能性があります。

※翼状針を輸液ラインにセットしたあとで輸液を翼状針の先端部分まで通して輸液の温度が猫肌程度かどうかを自身の指先をつかって必ず確認します。熱すぎる場合は輸液という異物をとりこまされる猫さんに危険ですから絶対に輸液しません。しばらく時間をおいてから再度温度を確認してから輸液します。

※暖めるのにかかる時間は輸液パックに入っている輸液量によって異なります。未開封の場合は時間がややかかります。輸液量が半分以下になると短縮されますので暖めすぎにご注意ください。




●輸液パックに輸液ラインと翼状針をつけて輸液の準備をします

□ 輸液パックと輸液ラインをセットします

輸液ラインをセット


□ 輸液パックに輸液ラインをつなげます


輸液ラインにつなぐ旧ソルラクト

輸液ラインにつなぐ 新ソルラクト


※輸液ラインには上下ともに針がついています。プラスチック製の白色の針のほうを輸液パックをさすのに使います。金属製の針はあとで翼状針につけかえます。

ラインに輸液を通す


□ 輸液ラインの先を翼状針につけかえます

翼状針につけかえる

※輸液を翼状針の先端まで通したときには輸液の温度を必ず自身の指先を使って猫肌かどうかを確認します。熱すぎる場合は輸液という異物をとりこまされる猫さんに危険ですから絶対に輸液しません。しばらく時間をおいてから再度温度を確認してから輸液します。

※猫肌に暖めるのは輸液という異物を身体のなかにいれる瞬間に違和感をできるだけ感じさせないためです。数時間以上をかけて血管のなかに輸液を徐々に入れ身体になじませていく静脈点滴と異なり、皮下輸液は輸液を数十分以下の短い時間で体内に入れることですから「身体の冷え」にもつながる可能性があります。




● 輸液パックの分量を量ります(輸液パックを数回利用する場合のみ)

重さを量る旧パッケージ 重さを量る新パッケージ
 
※輸液パックはパックに記載されている目盛りがあてになりません(体得の仕方は後述「★★輸液量の体得方法★★」にまとめています)。シリンジを使っての皮下注射ほど正確に輸液を入れるには感覚で覚える必要があります。

※輸液を始めるまえの分量から輸液をし終えたあとの分量を差し引くことで、猫さんの体内に入った輸液の量を把握することができます。




●猫さんを準備して輸液を開始します

輸液パックをS字フックなどを利用して高い所にかけておき、輸液パックに接続した輸液ライン+翼状針が少しゆとりをもって下にいる猫さんに届く程度にします。ゆとりが足りないと感じられる場合には下記のようにS字フックを連結させるなどしてゆとりを持たせるようにします。

S字フック


猫さんを用意したあと針を刺すまえに自身の手指を消毒しておくと安心です(ラビネットなどで手指に消毒液を噴射して手を揉み、数分待ちます)。猫さんの皮膚にいる常在菌よりも猫さんの身体には害となる人間の手指にいる常在菌が猫さんの皮下組織に入りこむことを防ぎます

★輸液のときに暴れる猫さんなどの場合はrelaxしているとき(=眠りかけているとき)などに優しく話しかけながらその場所で輸液をするとよいかもしれません。日頃から猫さんの眠る場所を清潔にしておけば輸液ラインをセットするときに細菌が入り込まないようにしていますから輸液場所にこだわる必要はそれほどありません。輸液のまえに「ちやほや」されて終わったあとには「ご褒美」をもらえるという習慣輸液後には身体が楽になるという感覚を理解できれば、輸液に対する拒否感が減ってきます。relaxしていない時間でも呼べば来るように‥なるかもしれません。

※モデル:ジェジェ(もうすぐ20歳♀)‥輸液だよ~と呼ぶと喜んで来る猫さん。
猫さんに針を刺す

※針先は下記画像のように針の断面部分が上にくるようにします。針先の長い面が下で短い面が上です。飼い主自身で行う皮下輸液の方法(輸液セット-タコ管付き)のまんなか辺りにある画像:「刺す部分が上を向いています」が分かりやすいです。

翼状針の先端

写真の翼状針の太さは21Gです。インシュリン注射に使われる注射針一体型のシリンジについている針の太さ(27G)に比べると太く感じられると思います。しかし刺しかたは同じですので安心して取り組まれてくださいね。
注射器の太さ比べ


※翼状針を刺すまえに猫さんの皮膚の消毒をする場合は三角形をつくったあとに針を刺す辺(へん)にあたる部分を軽く拭きます。針をさす目標が分かりやすくなり便利です。

※翼状針を刺す場所は肩胛骨(けんこうこつ)の少しした周辺部分です。猫さんが痛みが感じにくい場所でかつ輸液の吸収が比較的すみやかになされると考えられているからです。毎回同じ場所を刺すよりは前回とは少し違う場所に刺すほうが小さな傷のついた皮膚が各々治癒するのを邪魔しません。


 →☆猫さんの痩躯が激しく皮下脂肪が少ないときのtipsは、清水邦一・清水宏子@清水動物病院「皮下輸液を快適に(Ⅲ)」NJK2008年9月号PDF]に図解入りで書かれています。 ←…リンク切れ。NJK バックナンバー2008年9月号 up!
 「 極度に痩せて皮下組織がほとんどない動物では、刺入後に皮膚を突き抜けたり、肋骨などの組織に当たってしまい、確実に皮下に入れることが難しいこ
とがあります。針先を皮下に少し入れましたら、輸液剤を少量入れます。皮下に間隙ができますので、さらに注射針を深く入れることができます(図2)。」


※翼状針を刺したあとは大人しい猫さんであれば指を離しても大丈夫です(^_^;うちの猫はどの猫も(「ちびこ」[携帯]や「ジェジェ」は画像の通りですが‥これまでに施術した猫たちはみなにゃんとも)針をさしたままでも動かずにそのままじーっと寝てたりします‥。

※輸液療法にまだ慣れていない猫さんや暴れたりする元気猫さんの場合は、皮膚と翼状針を両方ともを2本の指で重なる具合に(針が自然の力で抜けないように、という程度で)そっと抑えておくといいと思います。指を押さえてられない場合には医療用の紙テープで翼状針と翼状針のライン部分を抑えておく方法もあります。

★★輸液量の体得方法★★
猫さんの皮膚にできる輸液溜まりの大きさも触りながら下記の滴数から予測できる輸液時間輸液後の計測で輸液パックの目盛りとの対応を憶えることにより、ラインでの輸液量を体得することができます。

輸液時間の目安はラインに書かれている「1mlあたりのだいたいの滴数」を基準に検討をつけることもできます。私の使っているテルモ株式会社製造販売の「テルフュージョン輸液セット TS-A450PK」であれば「15滴≒1ml」となっています。手元にストップウオッチを持ち15滴落とすのにかかる時間を計測します。もしも5秒かかるのであれば5秒=1mlですから、100ml輸液するのにおおむね500秒かかると予想されます。1分あたり60秒ですから500秒/60=8分33秒となります。*1

なお輸液時間を短縮するために利用できる加圧バッグがあります。バッグを利用すると輸液の残量が見えなくなってしまいますので輸液量の体得をしてからの利用または250ml輸液パックを使いきる方法での輸液が望ましいかもしれません(5個以上だとこちらがお得)。





●点滴が終わったら

□ 猫さんの身体から翼状針を抜きます

1. 針のささっている部分を新しい消毒綿などで軽く抑えながら針を抜きます。
2. 針のささっていた部分を軽く抑え続けて輸液の戻りを防ぎます
 (猫さんの状態や輸液の量によっては数分抑えたままにします)。
3. 同時に、翼状針のライン部分をわっかにして結び目を作ります。

ラインを結ぶ


□ 輸液パックセットの分量を量ります

※輸液を始める前に量っていた重さから差し引いた重さが猫さんの体内に入った輸液の量です。毎回メモをつけておきます。

※輸液の量は猫さんの脱水の状態や24時間で吸収される量を目安に獣医さんが決めています。輸液が吸収された時間もメモをつけておくと猫さんの体調把握に便利です。

※猫さんの皮膚に輸液溜まりが残っている状態かどうかは、猫さんの身体に「たぽたぽ」した部分がないか身体を触って確認します。24時間経っても輸液が吸収されない場合や通常よりも吸収が遅いときは獣医さんに相談して適切な輸液量の指示をいただくことが必要です。輸液量の上限をお聞きしてその範囲での裁量を獣医さんから任されている場合は、輸液溜まりが完全になくなってから次の輸液を行います(そのときの輸液量は少なめにした方が無難ですが、適切な量をかかりつけの獣医さんとしっかり相談することが安全かつ確実な輸液療法になります)。


□ 次回の輸液に備えて輸液セットを保管します

輸液の保管1
輸液の保管2


□ 医療廃棄物は部品ごとにまとめてこまめに獣医さんに返却します

医療廃棄物としてまとめる

※輸液パック、輸液ラインセット、翼状針、(シリンジ)は医療廃棄物です。使用後は部品ごとにまとめて処方していただいた獣医さんに返却します。

※廃棄物の数がある程度まとまってから返却するよりは次回受診日などにこまめに返却したほうが処方した獣医さんに「患者さんに返却を忘れられていない」と安心していただけます。


□ その後の猫さんの状態もしっかり観察します

輸液後の注意


<<感染の有無について>>

・輸液後に猫さんが輸液溜まり付近に痛みを感じさせる行動をした場合は、輸液療法を通じて猫さんが細菌感染した可能性があります。
ご自身の作業手順を見直すとともに輸液療法を処方してくださった獣医さんに相談をする必要があります。とくに細菌への抵抗力が低下した老猫さんや、高用量のステロイド剤を利用しているために免疫力の低下した猫さん、FIVなどのウィルス疾患により免疫が不全状態にある猫さんの場合には、できるだけすみやかにかかりつけの獣医さんにご連絡することが必要です。


<<輸液量について>>

輸液がどの程度の時間で吸収されているかをメモしておくと便利です。
吸収された時間の目安をかかりつけの獣医さんに自己申告すると、獣医さんも猫さんの病状を把握しやすくなります。

輸液の吸収が通常よりも遅いときは、猫さんの体調に変化が生じています。身体に浮腫み(むくみ)がでていないかどうかを猫さんの身体をくまなく触って調べてみる必要があります。
かかりつけの獣医さんにその旨をご報告して適切な輸液量を指示していただくとともに輸液療法の副作用のひとつに肺水腫がありますから他の療法についてもご相談をしてみてもよいかもしれません。

猫さんの身体に浮腫みができてしまった場合は猫さんが嫌がらなければ周辺部分を揉みほぐすようなマッサージをしてあげます。輸液溜まり周辺の血行を促進することにより輸液の吸収を手助けします。日頃から身体全体の血行を促進させるためにブラッシング(強く力を入れる必要はありません)をしておくと少しは役に立つ‥かも‥。


<< そのほか >>

・猫さんの身体に翼状針を刺したり抜いたりするときに少量の血痕を認めることがあります。
翼状針をぬいたあとに翼状針を刺した部分を軽く抑えることにより通常は止血することができます。多くの場合は針を刺したり抜くときに毛細血管に針先が当たることにより出血していますので針を「さっ」と刺して「すっ」と抜く練習をすることにより血痕を見なくて済むようになると思います('_'*)

針を「すっ」と刺すのがうまくいかない‥とお悩みの場合は針をさす部分につくった三角形のテントをさらにひっぱるように持ち上げながら針を刺して針が空間のなかに入りやすくするといいかもしれません。
※FIVを発症していたり他の疾患のために猫さんの血液中の血小板がわずかになっていて出血傾向が止まらない場合はすみやかにかかりつけの獣医さんにご連絡して適切な処置をあおぐ必要があります。




●最後に

猫さんの輸液療法は数を重ねれば確実に技量があがります('_'*)猫さんに不安を気取られぬよう(^^)人間の側が落ち着いて楽しんで(?)施術することによりスムーズにできるようになっていくと思います。

自宅で輸液療法をおこなうなかで少しでも不安になったり、細菌感染が心配になったり肺水腫が気になったら、処方していただいた獣医さんに率直に何度でもご相談になって猫さんに応じたよりよい方法を探ることが大切です。拙文がわずかでもお役にたつ部分があれば幸いです。

※はじめてこのblogにいらした方は[はじめに携帯版]をご覧ください。

[注釈]

*1 テルモ社によると「現在、国内で使用されている輸液セットの1mL当たりの滴数は、15滴・19滴・20滴・60滴と4種類ありますが、今後はISO規格に統一し、20滴・60滴の2種類になります。(平成17年3月25日付厚生労働省告示第112号及び平成17年11月24日付薬食発第1124002号医薬食品局長通知による)」[PDF

*20滴の輸液ライン画像を本文中に貼り付けました(2008-08-19)。


[追記]

●自宅輸液の適法性について[2008-02-01追記]


「自宅での皮下輸液療法は法律違反の可能性がある」と言及する獣医さんがいらしゃいます。獣医師法第17条では「獣医師でなければ‥診療を業務としてはならない。」と規定されているからというのがその理由です。しかし同法や同法の施行規則獣医療法等に「診療」の具体的な内容は規定されていません。

そこで獣医療を担当する行政機関におたずねしてみました。獣医療は農林水産省の所管です。お住まいの都道府県では農林部畜産課のような部署が担当しています(「お住まいの都道府県名 獣医事」で検索すると担当部署を見つけやすいです)。

私の問い合わせにご対応くださったIさんから戴いたお答えは、

1.「診療」の具体的な内容を規定する法律や下位規範はない、
2.そこで「診療」とは各獣医さんの診断と処方そのものということになる、
3.よって「ご自分の飼養する猫に対して獣医さんの処方に従い処方の範囲内で指示通りに行いかつ医療廃棄物を獣医さんにお返しする限りにおいて明確に法律違反ではない

ということです。


●皮下留置カテーテルについて[2008-03-26追記]

自宅での皮下輸液療法に皮下留置カテーテルを利用する例もあります。その実際についてはメーカー様のサイト提供の「皮下留置カテーテルの有用性」[PDF]@第3回日本獣医内科学アカデミー総会 中部小動物臨床研究会 教育講演(2006年8月12日。報告者:桑原康人獣医師@クワハラ動物病院)に詳しいです。


●ソルラクトの添付文書について[2008-04-18追記]

更新されています。冒頭の写真したにリンクを貼りました。


[そのほかの追記]

・2008-05-18 翼状針の太さ21Gが分かる画像を追加しました。
・2008-09-04 痩躯した猫さんへの皮下輸液tipsへのリンクを追加しました。

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コメント


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(=^-^=) こんばんニャ♪

わかりやすく見やすい写真です~(^^)/♪

ネコニャンへの愛情がビシバシ伝わってきました~(^^)/♪

(=^-^=) ニャ~♪

猫女 | URL | 2008年06月15日(Sun)23:56 [EDIT]


猫女さんへ

はじめまして&こんばんは~* コメントを有り難うございます。猫ちゃんとのコミュニケーションの取りかたなど、猫女さんのブログから学ばせていただくことが多くありました。キリリとした賢そうなターちゃんのお写真も拝見してきました。冬場にふぐやクエ、アンコウを食べて体力を回復、19歳まであと少し‥の長生き猫さんですね。このエントリーがターちゃんの自宅輸液の参考に少しでもなったのであればとても嬉しいです。 ターちゃんもうちのジェジェ達と一緒にがんばりましょうね。 (*´ー`*)にゃん♪

◆ちびねこ | URL | 2008年06月16日(Mon)20:46 [EDIT]


教えてください。

愛猫(13歳オス)が腎不全で5日間入院しました。

今、皮下点滴に通院して3日目になります。

自宅で、皮下輸液をと考えておりますが
今の病院は指導はしていないとの事なのです。

どうやったら、自宅でできますか?

毎日通うには、猫のストレス(バスのため)
費用の問題があります。

よろしくお願いいたします。

ぴょん | URL | 2012年04月18日(Wed)17:13 [EDIT]


ぴょんさんへ

はじめまして。腎不全で5日間の入院ということで心配ですね。全身状態と血液検査の結果の数値があまりよくない状態で、静脈輸液等のために入院措置をとられていたのだと推察しています。現在のかかりつけの病院では自宅での皮下点滴はご指導されておられないということなので、下記のように、いくつか方法があるように思います。

1)このまま同じ病院に猫をつれて点滴に通う
 (通院時のバス利用ではストレスがかかるのでタクシーや送迎車を利用する)
2)往診による皮下点滴をしてくださる獣医師または病院を探す
 (現在のかかりつけでも可能かどうかお尋ねしてみる)
3)自宅での皮下輸液を許可している動物病院を探す
 (ご近所で猫と暮らしている方にお尋ねしてみる)

確かに、自宅での点滴は費用の面でもメリットがあります。ただし、猫さんの状態が比較的安定していることが前提です。体内に強制的に人工的な液体を入れるものですから、猫さんの全身状態がよくない場合には、輸液による体調の変化に対して、十分な注意を払う必要があります。また万一の場合にとるべき措置についても準備する必要もあります。

自宅での点滴を許可するかしないかはそれぞれの獣医師による判断ですから、猫さんの状態、獣医師の判断、ご自身の希望、そして費用面で調整をしていくことになります。猫さんの状態が回復へと向かわれていることを切に願っています。

ちびねこ | URL | 2012年04月18日(Wed)22:56 [EDIT]


頑張ります

17歳のさび猫ミーコが、自宅でも点滴をしたほうが良いと主治医に言われ、今朝やってみました。私が遠距離通勤の為、4時起きの毎日ですので、5時に。このブログをよくよく熟読し、1回で成功。月水金と行います。日曜日は主治医にしてもらいます。20歳越しても生きていますように。頑張ります。

のん | URL | 2012年06月18日(Mon)11:55 [EDIT]


コメントをありがとうございます。

のんさん、初めまして。コメントをありがとうございます。

ミーコちゃんと自宅点滴デビューなさったのですね。成功、おめでとうございます。17歳のさび猫ミーコちゃんを大切に思うのんさんのお気持ちが伝わります。初めてのときは、猫さんの弾力ある皮膚に針を通すときに感じる皮膚の厚みに、えいっと穿刺することになりますから、緊張なさったことと思います。でも、すぐに猫さんも、ご自身も点滴作業と時間に慣れてこられることと思います。2日に1回のペースだと、猫さんも自分もペースが掴みやすいですね。穏やかな毎日が続きますように。応援しております。

ちびねこ | URL | 2012年07月01日(Sun)09:12 [EDIT]


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| | 2012年08月20日(Mon)11:33 [EDIT]


2012年8月20日の鍵コメ様へ

2012年08月20日の鍵コメ様へ

こんばんは、初めまして。

確かにシリンジを使っての皮下輸液の場合、皮膚に針をさしたあと、軽く引いて血管に入っていないかを確認してから輸液を入れますね。シリンジの場合は数分ほどで大量の輸液を皮下に入れますから、万が一にも血管のなかに短時間で大量の輸液を入れてしまわないように注意が必要だということがあります。

それに対して、ラインを使っての皮下輸液の場合は、ゆっくりと時間をかけて少しずつ皮下に輸液を入れていきます。血管のなかにもしも針が入ってしまっていた場合、最初に輸液を落としていくときに、針のすぐ近くの管のなかに血液が逆流してくることがあります。確認をと思われる場合は、点滴するときに当初は速度をゆっくりめにして、徐々にスピードをあげていくとよいかもしれません。もしも管のなかに血が逆流してきてしまった場合には、針をいったん抜き、場所をかえてから輸液をすることになります(※針は必ず新しいものを利用してください。短時間であっても再利用は不可です。)。ただ、皮下輸液の場合、血管のなかに上手に針をさしてしまうことはあまりない(猫の血管は細いので、そのなかに上手に針を通すことがそもそも難しい)ことも念頭に置いていただければと思います。

最初はやはり緊張もしてしまうことが多々あると思います。ご心配があれば、処方と指導をしてくださる先生にも針を刺す場所や角度などについて、実際に目の前で練習をみていただくなどすると、落ち着いて今後取り組んでいくことができるかもしれません。

いまは残暑が厳しいですから、猫さんも脱水しがちですよね。今後、症状た落ち着いていきますようにと祈っております。

ちびねこ | URL | 2012年08月21日(Tue)00:59 [EDIT]


初めまして^^

初めまして^^
昨日から自宅で皮下輸液を始めました。
高齢の猫で、腎不全になり一週間入院しましたが、数値が中々下がらなかったので自宅輸液に変えました。
むすこと二人掛かりで緊張の連続で…
それが伝わってしまうのでしょうね…途中で嫌がり、よく動かれてしまいます。
先ほども、針の刺し方が悪く血がにじんでしまいました。
慌てて検索した所、ちびねこさまのブログに参った次第です。
本当にわかりやすくて、読み進めて行くうちに、落ち着いてきました。
ご飯も自力では食べれず強制なのですが、出来るだけ入院はさせず自宅でと、
家族と決めたので、頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

さゆまま | URL | 2013年09月23日(Mon)21:00 [EDIT]


Re: 初めまして^^

さゆままさん、はじめまして。コメントを有り難うございます。昨日から自宅で皮下輸液なのですね。このブログが少しでもお役に立つ部分があると嬉しいです。

猫たちは一緒に暮らす人間のちょっとした気持ちの変化にとても敏感です。緊張していると、その緊張は間違いなく伝わってしまいます(^^; 落ち着いて、ドキドキするようなら、時間をおいてから、ゆったりとした気持ちでなさると、猫も落ち着いてくれると思います。猫の身体を押さえつけるというよりは、一緒に見守るような気持ちで臨むといいかもしれません。息子さんもご一緒にということなので心強い味方ですね。

針を刺す時にもコツがあります。針を刺そうとする部分の皮膚を持ち上げて摘みますよね。そのときに、できるだけ皮膚をしっかりとつまみ、そのうえで、高くつまみあげる、ということです。そうすると、皮膚の空間が大きくとれますので、斜めしたに針をさすときにも、空間に余裕が生まれます。迷わず、すっと刺すと、猫さんの痛みも少なくなるようです。何度か繰り返していくうちに、猫さんにとって最適なつまみ上げ(?)が身に付かれると思います。

サポートしてのお食事も同時ということなので、猫さんが食べやすい食事や行きやすいトイレなど、いろいろと準備や工夫が必要な時期にいらっしゃることと思います。ご家族皆さんにとって、とても大切な猫さんなのだと思います。猫さんも、愛されていること、大切にしてもらっていることがよく分かっていると思います。ご家族皆さんのサポートと猫さんのがんばりを、応援しています。季節の変わりめですから、どうぞご自愛くださいますように。

ちびねこ | URL | 2013年09月23日(Mon)22:29 [EDIT]


感謝です!

ちびねこさまへ

遅くなりましたが、お返事頂きまして本当にありがとうございます!
今日の朝から、彼女が一番大好きな息子が一人で輸液に挑みました。
無事に成功!先ほども輸液交換があったので付き添いましたが、動かず安心してされてたのを見て、ホッとしました^^
昨日から少しずつですが、自力でウエットを食べ始めました。

持ち上げる角度、本当に難しくて頂いたお返事を息子と一緒に見させて頂きました。ほぼ、息子は習得したか?と思います^^
ありがとうございました!これからも頑張ります!

さゆまま | URL | 2013年09月25日(Wed)23:43 [EDIT]


Re: 感謝です!

さゆままさんへ

こちらこそ、お返事有り難うございます。その後、息子さんも落ち着いて輸液を順調に行われたとのこと、しかも猫さんも自分でウェットフードを少しずつ食べ始めたとのこと、嬉しく拝見いたしました。輸液で老廃物を流していくことができれば、猫さんの気持ち悪さからくる嘔吐などが減りますね。体調も少しずつ回復してきますようにと思っています。

輸液は慣れが大事ながら、万一の事故に細心の注意をいつも怠らないことも大事ですよね。リラックスしつつ、気をつけるという、相反することなのですが、回数を重ねていくうちに、きっと大丈夫になってきます。これからの猫さんとの輸液生活を、応援しています。

ちびねこ | URL | 2013年09月29日(Sun)17:51 [EDIT]


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| | 2013年12月15日(Sun)10:19 [EDIT]


2013年12月15日(Sun)10:19投稿の 鍵コメ様

はじめまして。コメントを有り難うございます。
説明が至らない箇所がありまして、済みません。アップデートをと思いながらできていませんのに、ご質問を有り難うございます。

以下、ご質問に回答させて戴きます。

1)複数回に分けて点滴セットを利用する場合について

1回目の針を差したまま、針のライン部分に固く結び目を作って保管します。2回目の利用時は、この1回目の針を取りさって、新しい針を装着します。装着してから、点滴ラインのつまみを開にして、点滴液を流します。これは、新しく装着した針の部分の空気を抜くためです。流したあとは、1回目と同じように、猫に点滴をします。もしも1回量が少なくて、点滴パックを2回以上利用するときは、2回目の針も1回目の針と同じように、針のライン部分に固く結び目を作って保管します。3回目の針の差し方は2回目と同じです。

2)点滴パック一式の価格について

点滴パック一式の価格は、全部で500円というのは、動物病院としては非常に安価です。原価でいえば、点滴パック、ライン、針のセットでの一式の価格は250円くらいでしょうか。一式4000円はあまりにも高価すぎます。自宅輸液のメリットは、猫の通院の負担と費用の軽減、猫の寿命を延ばせること、です。問屋で直接患者が購入することは難しいです。そうすると、価格面でできることと言えば、(1)自宅輸液のメリットをご理解くださっている動物病院を探しだすこと、あるいは、(2)現在の動物病院とよく話し合い、価格をもっと低価格にしてくださるようにお願いすることです。

3)抗生剤やビタミン剤の注射等の購入について

抗生剤やビタミン剤の注射薬を患者自身が猫ために卸等で購入することは難しいです。抗生剤は猫の身体に負担をかけるものですから、やみくもに投薬することはおすすめしません。また、抗生剤は何のためにご利用になるのでしょうか? 自然治癒では難しい状態ですか? もしも難しいのならば、その症状に応じた処方を動物病院で求めるべきものではないでしょうか。ビタミン剤の投与については、私はいままでどの猫にもしたことがありません。いわゆるサプリメントについても利用は控え、できるだけ食事で補うようにしています。

お返事は以上になります。分かりにくい点などございましたら、ご遠慮なく、コメントを残してくださいね。

腎不全の猫さんにとって、冷えは大敵です。すでになさっていることと思いますが、できるだけ暖かく過ごせますように。そして、水分も自分で取ることができれば一番いいです。体重が減少してきているということなので、動物病院としては、安定するまでは動物病院での点滴をお薦めされていて、自宅輸液は体重減少が落ち着いてから、と考えておられるという可能性はないでしょうか? 動物病院の先生も、猫の治療が目的で仕事をされておられるのですから、治療を今後も継続されたいこと、できる限り自宅で輸液をしていきたいこと、価格面で配慮をしていただければ有り難いことを、継続して、真摯にお話されて、よい方法がとれますようにと思っています。猫さんの治療、応援しています。

ちびねこ | URL | 2013年12月15日(Sun)11:07 [EDIT]


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| | 2013年12月21日(Sat)13:08 [EDIT]


2013年12月21日(Sat)13:08の鍵コメ様

こんばんは。お忙しいところ、丁寧なコメントを有り難うございます。

点滴のうち、針を猫の皮膚にさすときは、当初緊張するものですね。怖々してしまうと、猫に気持ちが分かってしまうのと、手が震えてうまく刺せないことになるので、そういうときは取りやめるか、ご自分の手をしっかりと暖めてほぐして、気持ちを落ち着かせてからするほうがうまくいきます。

思い切って針をさしたところ、すっと針が入った経験をなさってらっしゃるので、次回からはきっと大丈夫です。猫さんも安心してくれることと思います。病院では怖くて震えていた猫さんが、自宅では大人しくじっと点滴されていたのも安心材料ですね。自宅での点滴で食欲と体調が回復していき、自分で水を飲めるようになればと期待したいです。

抗生剤がもしも感染予防でしたら、自宅セット分に添加されていなくてもそれほどご心配はないでしょう。実際、私は10年以上、うちの歴代の猫たちに点滴してきていますが、どの猫たちも、抗生剤もビタミン剤も添加されていないものを処方されています。猫たちもまったく問題なく体調を整えて過ごせています。自宅輸液は補助的なものなので、猫たちが自分で体調を整えていく手助けをするものだと思います。

点滴セットの価格ですが、お近くに複数の動物病院がない地域でしょうか? 

もしも複数の動物病院がない地域であれば、前日書かせていただいたように、いまの先生としっかり話し合って、点滴セットの購入数を増やすかわりに単価をさげてもらいたいという交渉をする方法が考えられます。

もしも複数の動物病院がある地域であれば、ご近所の方で犬や猫と暮らしている方がおられるはずですから、情報収集をされてみてはどうでしょうか? とくに犬と一緒に暮らしておられる方同士での「よい動物病院情報」はかなりありますので、試みる価値は大いにあります。

またご自身だけでも(猫さんを連れて行かなくても)、これまでの検査結果等を持参して、他の動物病院にセカンドオピニオンを求めにいかれてみる、という方法もあります。そこで、自宅点滴という方法を採っておられるかどうか、またその価格などもお尋ねすることもできるでしょう。


針の太さについては、数字が大きくなるほど細いです。19Gと21Gだと0.4mmほど違います。外部URLですが、画像がありましたので、そちらをご参照くださるとよく分かると思います。細い針の場合、太い針と比べて流れる量が少なくなるので、点滴時間が少し多くかかるでしょう。

http://www.terumo.co.jp/medical/products/02_chusya/chusya_04.html

繰り返しになりますが、猫ちゃんの点滴が自宅で安心してできるようになったという嬉しいお知らせを書いてくださって有り難うございました。このブログが、猫ちゃんが穏やかな時間をご自宅でゆっくりと過ごせる一助になれば嬉しいです。

ちびねこ | URL | 2013年12月22日(Sun)20:02 [EDIT]


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| | 2013年12月23日(Mon)22:50 [EDIT]


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